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小型冷凍庫で朝がラクに|共働き子育ての作り置き術を公開

学び・成長

「作り置きを始めたいけど、冷凍庫がすぐパンパンになる」「冷凍庫を買ったけど、うまく活用できていない」——そんな悩み、ありませんか?

この記事では、経営管理15年×2児の父であるわたしが、小型冷凍庫を「家事効率化のインフラ」として活用する方法を解説します。

この記事のポイント ・作り置き量から逆算する冷凍庫の容量設計 ・週末2時間で1週間分を仕込むルーティン ・冷凍庫の「見える化」で食材ロスを減らす方法 ・帰宅後15分で夕食が完成する運用設計

それでは早速見ていきましょう。

この記事は、小型冷凍庫の活用法について情報収集中の方向けです。すでに購入を決めている方は【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】へどうぞ。


作り置きを「回す」には、冷凍庫の容量設計から始める

共働きで4人家族を回すなら、「作り置き」は必須の戦略です。でも、作り置きを始めると、すぐに冷凍庫がパンパンになります。

わたしも最初は「工夫すれば入る」と思っていました。でも、作り置きを本格化させるにつれて、物理的な限界を感じるようになりました。

経営管理の現場でも同じなのですが、「オペレーション」を回すには、それを支える「インフラ」が必要です。作り置きというオペレーションを回すなら、冷凍庫というインフラの容量設計から始めるべきなのです。


「作り置き量」から逆算する冷凍庫の選び方

作り置きを前提にするなら、冷凍庫の容量は「今の不足分」ではなく「作り置きに必要な量」から逆算して決めます。

わたしの家では、週末に1週間分のおかずを5〜6品作っています。1品あたり4食分として、合計20〜24食分。

これを小分けにして冷凍すると、だいたい30〜40L分のスペースが必要になります。そこに業務スーパーの冷凍食品やふるさと納税の返礼品が加わるので、最低でも60Lは必要という結論になりました。


わたしが60Lで足りると判断した理由

60Lを選んだのは、「ちょうどいい」からです。

40Lだと作り置きだけで埋まってしまい、臨時の食材が入らない。100Lだと設置スペースと電気代がもったいない。

60Lなら、「作り置き+冷凍食品+臨時の返礼品」がギリギリ回るサイズ感です。

具体的にどの冷凍庫を選んだか、7機種を比較した記事は【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】で詳しくまとめています。


週末2時間で1週間分を仕込む「作り置きルーティン」

作り置きを習慣化するコツは、「決まった時間に、決まった流れで、決まったことをやる」ことです。

わたしの家では、土曜の午前中に2時間だけ作り置きタイムを設けています。この2時間で1週間分のおかずを仕込みます。

ステップ作業内容所要時間コツ
1. メニュー決め冷蔵庫とストックを確認、今週の献立を決める5分定番メニューを回すと迷わない
2. 下ごしらえ野菜カット、肉の下味、調味料合わせ30分まな板作業を先に終わらせる
3. 同時調理コンロ3口+オーブンで4〜5品を並行調理60分煮込み系はほったらかしOK
4. 冷まして冷凍粗熱を取り、小分けにしてラベル貼り25分「いつ作ったか」を必ず記載

土曜の午前中に仕込む4ステップ

わたしの作り置きルーティンはこうです。

ステップ1:メニュー決め(5分) 冷蔵庫の中身と業務スーパーのストックを確認して、今週作るものを決めます。定番メニュー(ハンバーグ、カレー、煮物など)を回していると、5分もかかりません。

ステップ2:下ごしらえ(30分) 野菜を切る、肉を下味に漬ける、調味料を合わせる。この工程を一気にやります。まな板と包丁を使う作業を先に終わらせると、あとが楽です。

ステップ3:同時調理(60分) コンロ3口とオーブンを同時に稼働させて、4〜5品を並行で作ります。煮込み系はほったらかしでOK。

ステップ4:冷まして冷凍(25分) 粗熱を取ったら、小分けにして冷凍。このとき、ラベルを貼って「いつ作ったか」「何が入っているか」をわかるようにします。


子どもがいても回せる「同時進行」のコツ

2人の子どもの父として感じるのは、「子どもがいる時間帯に作り置きをするのは大変」ということ。

だから、わたしは子どもが習い事に行っている時間を狙っています。あるいは、子どもにも簡単な作業(ラベルを書く、タッパーのフタを閉めるなど)を手伝ってもらう。

「一緒に作る」という形にすると、子どもも楽しそうにやってくれます。


冷凍庫を「見える化」すると食材ロスが減る

冷凍庫を導入したのに、「何が入っているかわからない」「奥のほうに眠っていた」という状態になっていませんか?

わたしも最初はそうでした。せっかく作り置きしても、存在を忘れて古くなってしまうことがありました。

これを解決したのが「見える化」です。


ラベリングと定位置管理のすすめ

わたしの家では、冷凍庫の中を「ゾーン分け」しています。

  • 左側:作り置きおかず
  • 右側:業務スーパーの冷凍食品
  • 手前:すぐ使うもの(1〜2日以内に使う予定)

さらに、各容器には「何が入っているか」「いつ作ったか」をラベルで貼っています。マスキングテープと油性ペンで十分です。

経営管理の仕事でも、「見える化」は基本中の基本。冷凍庫も同じです。見えないと管理できない。

ゾーン収納するもの管理のコツ
左側作り置きおかず日付順に並べる(古いものを手前に)
右側業務スーパーの冷凍食品カテゴリ別(肉/野菜/麺類)に分ける
手前すぐ使うもの(1〜2日以内)毎朝チェックして入れ替える
ふるさと納税の返礼品など長期保存月1回は在庫確認

「使い切りリスト」で在庫を可視化

もう一つのコツは、「使い切りリスト」を作ることです。

冷凍庫の扉に小さなホワイトボードを貼って、「今入っているもの」を書いておきます。使ったら消す。

これだけで、「何が残っているか」「何を補充すべきか」が一目でわかります。


作り置き×冷凍庫で平日の夕食が変わる

作り置きと冷凍庫を組み合わせると、平日の夕食が劇的にラクになります。

わたしの家では、帰宅後15分で夕食が完成する流れができました。


帰宅後15分で夕食が完成する流れ

帰宅後の流れはこうです。

  1. 冷凍庫から今日使うおかずを取り出す(朝のうちに冷蔵庫に移しておくとさらにラク)
  2. レンジで温める or フライパンで温め直す(5〜10分)
  3. ご飯と味噌汁を用意する(5分)
  4. 食卓に並べる

これで、帰宅から食事開始まで15分。

以前は「今日の夕食何にしよう…」と冷蔵庫の前で悩んでいましたが、今は悩む時間がゼロです。


子どもの「今日何?」に余裕で答えられる

2人の子どもは、帰宅するなり「今日の夕飯何?」と聞いてきます。

以前は「まだ決まってない…」と焦っていましたが、今は「今日はハンバーグだよ」と即答できます。

この「余裕」が、親としての心の安定につながっている気がします。

まとめ:冷凍庫は「買って終わり」ではない

小型冷凍庫は、買っただけでは生活は変わりません。

「作り置きの仕組み」「見える化の工夫」「平日の運用設計」——これらを組み合わせて初めて、冷凍庫が「家事効率化のインフラ」として機能します。

わたしが冷凍庫パンパン問題に直面したときの話は、【冷凍庫パンパン問題、半年悩んで導入した40代父の体験記】でも書いています。

具体的にどの冷凍庫を選んだか、7機種を比較した記事は【共働き4人家族に最適な小型冷凍庫7選|口コミ比較でおすすめ1台がわかる】で詳しくまとめています。迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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