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タイパ家電×朝ルーティン完全版|40代父が実践する「並列処理」で月40時間時短

DX・経営効率化

タイパ家電を買った。 設置も完了した。 でも、なぜか時間に余裕ができない——。

もしこの状況に心当たりがあるなら、**問題は家電ではなく「使い方」**にあるかもしれません。

私は40代デスクワーク、2児の父。ドラム式洗濯乾燥機、ロボット掃除機、ホットクックを導入済みです。

最初の1ヶ月、正直に言って「思ったほど楽になってない」と感じていました。

でも今は、同じ家電を使いながら月40時間以上の時短を実現しています。

この記事のポイント

  • タイパ家電は「買う」だけでなく「ルーティン設計」で真価を発揮
  • 朝6:00〜7:00の完全タイムスケジュールを公開
  • 帰宅後18:30〜20:00のルーティンも詳細に解説
  • 核心は「並列処理」——家電が作業中に人間は別のことをする
  • 家電の「完了時刻」から逆算してセット時刻を決める
  • 毎日2時間の余白創出で、年間730時間(約30日分)の時間が戻る

何が変わったのか?

答えは**「ルーティン設計」**でした。

この記事では、タイパ家電の効果を最大化する「朝ルーティン」と「帰宅後ルーティン」を具体的なタイムスケジュールで紹介します。

それでは早速見ていきましょう。

なぜタイパ家電を買っても「楽にならない」のか

「所有」と「活用」のギャップ

私が最初に陥った罠は、「家電を買えば自動的に時短になる」という思い込みでした。

実際には違います。

例えばドラム式洗濯乾燥機。ボタンを押せば洗濯から乾燥まで自動でやってくれます。でも、「いつボタンを押すか」を間違えると、時短効果は半減します。

  • 朝出勤前に押す → 帰宅時に洗濯物がシワシワ
  • 夜寝る前に押す → 朝には乾燥完了。取り出すだけ

同じ家電でも、「いつ動かすか」で結果が全く違うのです。

ルーティン設計が必要な理由

タイパ家電の効果を最大化するには、**「家電を中心に1日を設計する」**という発想転換が必要です。

従来の発想:自分のスケジュールに家電を組み込む 新しい発想:家電が最も効率よく動く時間帯に、自分の行動を合わせる

この逆転の発想が、月40時間の時短を生み出しました。

朝ルーティン:6:00〜7:00の完全タイムスケジュール

私が実践している朝の1時間を、分刻みで公開します。

時間やることタイパ家電の役割
6:00起床ドラム式洗濯乾燥機:この時点で洗濯乾燥が完了している
6:05乾燥済み衣類の取り出しハンガーに掛けるだけ(5分)
6:10ロボット掃除機スタート人間の身支度中にリビング・ダイニング清掃
6:10〜6:30自分の身支度掃除機が並行稼働
6:30子どもを起こす
6:35〜6:55朝食ホットクック:前夜セットの味噌汁が完成
6:55ロボット掃除機自動帰還清掃完了・自動充電開始
7:00出発準備完了

タイムスケジュール詳細

6:00 – 起床

この時点で、前夜にセットしたドラム式洗濯乾燥機が完了しています。洗濯物はカラカラに乾いた状態でドラム内で待機中。

6:05 – 乾燥済み衣類の取り出し(5分)

起きてすぐにやるのがポイント。シワになりにくいうちに取り出し、ハンガーに掛けるだけ。「干す」作業がないので5分で完了します。

6:10 – ロボット掃除機をスタート

ロボット掃除機を起動。私が身支度をしている間に、リビングとダイニングを自動清掃します。

6:10〜6:30 – 自分の身支度(20分)

洗顔、着替え、簡単な身だしなみ。この間、ロボット掃除機が床を綺麗にしてくれています。

6:30 – 子どもを起こす

子どもの起床時間。この時点で洗濯は完了、掃除も進行中。「家事に追われる朝」は存在しません

6:35〜6:55 – 子どもの準備サポート+朝食(20分)

朝食は前夜のうちにホットクックでセットした味噌汁と、常備しているご飯(まとめて炊いて冷凍)。調理時間ゼロで朝食が用意できます。

6:55 – ロボット掃除機が自動帰還

清掃完了。自動で充電ドックに戻ります。

7:00 – 出発準備完了

この時点で、

  • 洗濯物:取り出し済み
  • 掃除:完了
  • 朝食:片付け中(食洗機にセット)

従来なら朝の家事に1時間以上かかっていた作業が、**「取り出し5分+ボタン数回」**で完了しています。

帰宅後ルーティン:18:30〜20:00のタイムスケジュール

時間やることタイパ家電の役割
18:30帰宅ロボット掃除機:日中清掃完了でリビングがピカピカ
18:35夕食準備(盛り付けのみ)ホットクック:朝セットの夕食が完成済み
18:40〜19:10夕食
19:10片付け食洗機:食器をセット(5分)
19:15〜19:45子どもの宿題サポート食洗機が稼働中
19:45洗濯セットドラム式洗濯乾燥機:明朝6時完了設定
20:00自由時間開始全家電が並行稼働中

タイムスケジュール詳細

18:30 – 帰宅

帰宅時、リビングはすでにピカピカ。朝セットしたロボット掃除機が日中に清掃完了しています。さらに、朝セットしたホットクックには今夜の夕食が完成状態で待っています。

18:35 – 夕食開始準備(5分)

ホットクックから料理を取り出し、盛り付けるだけ。調理時間ゼロ

18:40〜19:10 – 夕食(30分)

家族で夕食。帰宅後5分で食べ始められるので、空腹でイライラすることがありません。

19:10 – 食器を食洗機にセット(5分)

食後の片付けは、食器を食洗機に入れてボタンを押すだけ。所要時間5分。

19:15〜19:45 – 子どもの宿題サポート(30分)

従来、この時間は「夕食の片付け」に費やしていました。今は子どもと向き合う時間に。

19:45 – ドラム式洗濯乾燥機をセット(2分)

今日の洗濯物を投入し、乾燥まで自動のコースを選択。明朝6時には乾燥完了しています。

20:00 – 自由時間開始

この時点で、

  • 夕食:完了
  • 片付け:食洗機が稼働中
  • 掃除:日中に完了済み
  • 洗濯:乾燥機が稼働中

「家事に追われる夜」が消滅しました。

タイパ家電の「並列処理」という考え方

人間は1つの作業しかできないが、家電は同時に動ける

ここで紹介したルーティンの核心は、**「並列処理」**です。

  • ロボット掃除機が掃除している間に、人間は身支度
  • ホットクックが調理している間に、人間は仕事
  • 食洗機が洗っている間に、人間は子どもと遊ぶ
  • 洗濯乾燥機が回っている間に、人間は睡眠

人間がやるべきは「セットする」と「取り出す」だけ

中間の「作業時間」を全て家電に任せることで、同じ24時間の中で実質的にできることが増えるのです。

設計のコツ:家電の「完了時刻」から逆算する

ルーティン設計で重要なのは、「家電の完了時刻」を基準に考えること。

例:洗濯乾燥

  • 希望完了時刻:朝6:00
  • 洗濯乾燥の所要時間:6時間
  • 逆算したセット時刻:前夜0:00

このように「いつ完了していてほしいか」から逆算すると、最適なセット時刻が見えてきます。

比較項目従来導入後削減時間
朝の家事時間60分10分50分
帰宅後の家事時間120分15分105分
1日あたり削減時間155分(約2.5時間)
月間削減時間約46時間

おすすめのタイパ家電については、こちらの記事で詳しくまとめています。

▶︎ 40代デスクワーク父のタイパ家電おすすめ7選:【40代デスクワーク父のタイパ家電おすすめ7選|2児の父が投資回収期間で徹底比較】

まとめ

タイパ家電は、「買っておしまい」ではありません

本当の効果を引き出すには、

  1. 自分の1日の流れを把握する
  2. 家電の稼働時間を把握する
  3. 両者を組み合わせた「ルーティン」を設計する

このプロセスが必要です。

この記事のポイント

  • タイパ家電は「買う」だけでなく「ルーティン設計」で真価を発揮
  • 朝6:00〜7:00の完全タイムスケジュールを公開
  • 帰宅後18:30〜20:00のルーティンも詳細に解説
  • 核心は「並列処理」——家電が作業中に人間は別のことをする
  • 家電の「完了時刻」から逆算してセット時刻を決める
  • 毎日2時間の余白創出で、年間730時間(約30日分)の時間が戻る

私のルーティンをそのまま真似する必要はありません。大事なのは、**「自分の生活に合わせてカスタマイズする」**こと。

この記事のタイムスケジュールを参考に、ぜひ「自分だけの最適ルーティン」を作ってみてください。

朝30分、夜1.5時間——合計で毎日2時間の余白を生み出せれば、1年で730時間。30日分の時間が「取り戻せる」計算です。

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